着せ替えキーボード

メカニカルキーボード好きが数あるコレクションを紹介しつつ、あとは適当に。

キーボード世界に見るWeeb

Weeb ー 日本文化が好きな西欧人のことを指す比較的新しい造語で、日本語に訳すと「親日家」といった感じでしょうか。

でも、Redditなどを覗いていると、アニメなどの日本文化好きな西欧人を、別の西欧人がバカにして呼んでいる、あるいは、アニメ好きの自分自身のことを少し卑下して呼んでいることが多いので、「日本かぶれ」「日本オタク」と訳した方がしっくりくると思います。

私が生きている(笑)キーボードの世界でも、そこかしこでこのWeebの痕跡を見ることができます。

例えば、キーキャップのレジェンド。
西欧人のほとんどには必要のない平仮名(あるいはカタカナ)のレジェンドが印字されたキーキャップの人気が結構高くて、かなりの商品に見られるのです。

 

Epomaker CIDOO V65 V3
Off-brand Keycaps

 

この「平仮名」は、西欧人だけでなく、我々日本人のほとんどがローマ字入力をしていることを考えると、世界中でほぼ必要がないと言ってもよろしいかと。
それでも人気があるってことは、少なくとも西欧人にとって、平仮名あるいはカタカナは「珍しく」かつ「クール」もしくは「カワイイ」という認識なんだと思います。

なんだかなぁ。
私にとっては、あんまり格好良いデザインとは思えないんですよね〜

あと、JISキーボードに付いているでかいエンターキーもかなり人気で、ファームウェアにVIAが標準装備されているキーボードが多くなってきた今、エンターキー周りだけをJIS規格に変えて使っている外国人も、結構見かけるようになりました。

こちらに関しては、機能性が受け容れられた結果でしょうから、納得はできますね。

 

Hmx Poro

 

それから、キーキャップの製品名に日本語が使われていることも、これまた多く見られます。

例えばGmkの製品の中には、

  • Mizu、Bushido、Matcha、Kaiju、Samurai、Fuji・・・

など、きりがないほどたくさんの日本語があふれています。

ちなみに、Taroって言うのもありますが、あれはタロイモのこと。
全国の太郎さん、残念でした。

また、スイッチの製品名にも日本語が使われているものがありますね。

 

日本人として誇らしい・・・とは全然思いませんけど(笑)